CTTが主要特許を取得

2017年8月1日 - ケンブリッジ、英国 - ケンブリッジ・タッチ・テクノロジーズはこのほど、力とタッチを同時に感知する独自のアナログ・フロントエンド（AFE）に関するコア特許を取得し、可能な応用範囲を大幅に拡大した。

特許取得済みのAFEは、従来のマルチタッチ投影型静電容量コントローラに組み込まれており、圧電層を組み込んだタッチパネルやディスプレイから複数の指の力を感知することを初めて可能にした。

このアプローチの主な利点は、現在のように力検知層や部品を追加する必要がないため、フォースモジュールの製造がよりシンプルで低コストとなり、また、アプリケーションの幅がプレミアムスマートフォンだけでなく、主流の携帯電話、タブレット、車載、その他の大型デバイスにまで広がることである。

CTTは現在、OEM顧客やサプライチェーンパートナーと協力し、特許を取得したマルチフォース技術を様々な用途で商品化すべく取り組んでいる。

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